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こんにちは! 保健師です

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高知県仁淀川町

■~アルコールと上手に付き合いましょう~
12月に入り、忘年会やお正月、新年会とお酒の席が増える時期が近づいてきました。また、宴席に限らず、晩酌など自宅でもお酒を楽しむ方も多いと思います。
お酒は適量であればリラックス効果や、コミュニケーションを円滑にするなどの効果がありますが、飲みすぎると肝臓の障害やアルコール依存症など、健康を害する危険性があります。
いつまでもお酒を楽しみ、健康に過ごすには、「正しいお酒の飲み方」すなわち「適正飲酒」を心がけることが大切です。

◆仁淀川町の飲酒の状況
毎日飲酒をする人、1日3合以上飲酒をする人の割合が、全国と比較し高い状態です。また、「毎日飲む」、「1日に3合以上飲む」といった回答は男性の割合が多いです。

◆1日の適正飲酒量はどれくらい?
適正飲酒量には性別・年齢によって差がありますが、厚生労働省は「健康日本21※」で、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで約20g程度としています。
(※厚生労働省が健康寿命延伸などのため、国民の健康づくりを目的に実施している運動)

○1日の適正飲酒量(純アルコール約20g)
いずれか一種類
・ビール(5%)…500mL
・ワイン(12%)…180mL
・ウイスキー(43%)…60mL
・日本酒(15%)…180mL
・焼酎(35%)…100mL
・酎ハイ(7%)…350mL
※( )内はアルコール度数

◆アルコールと上手に付き合うために
○食事と一緒にゆっくりと
野菜やタンパク質はアルコールの代謝や分解を促します。

○アルコールと同時に水を飲む
アルコール濃度を薄め、胃粘膜への刺激を抑え、肝臓の負担を減らします。

○週に2日はアルコールを飲まない「休肝日」を作る
毎日飲酒が続くと、肝機能障害を引き起こす原因となります。2~3日に1回はお酒を休みましょう。

○定期的に健診を
年に1回は健康診断を受けて、肝機能をチェックしましょう。職場での健診や若者健診、特定健診、後期高齢者健診などの血液検査で調べることができます。

女性や高齢者は、アルコールの代謝が遅いためこれより少ない量が適当とされています。
また、飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではありません。

問い合わせ:仁淀川町役場健康福祉課 健康推進係
【電話】35-0888

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