文字サイズ
自治体の皆さまへ

こんにちは! 保健師です

6/26

高知県仁淀川町

■子宮頸(けい)がん予防のためにできること
◇子宮頸がんの現状
子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんであり、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。日本人の25~40歳の女性のがんによる死亡の第2位は、子宮頸がんによるものです。

◇子宮頸がんの原因
子宮頸がんのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが発見されました。子宮頸がんの原因となるウイルスのタイプが少なくとも15種類あることが分かっています。HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人はウイルスが自然に消えますが、一部の人はがんになってしまうことがあります。感染を防ぐことががん予防になります。

◇子宮頸がんの治療
早期に発見し、手術などの治療を受ければ、多くの場合、治すことができるといわれています。

◇子宮頸がんの予防
ワクチン接種と子宮頸がん検診の受診が大事といわれています。

(1)HPVワクチンの接種について
HPVワクチンは3種類のワクチンがあります。ワクチンを接種することで予防効果があることが分かっています。(小学校6年生(12歳以上)から接種できますが、対象の方には、個別で案内しています。)

(2)子宮頸がん検診について
20歳になったら、子宮頸がんを早期発見するため、子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です。HPVワクチンでは防げない種類のウイルスがあります。

仁淀川町では、2年に1回、20歳以上の女性を対象に無料で集団がん検診を行っています。お申し込みをされていない方はこの機会にぜひ受診をお願いします。
(また、秋ごろに医療機関での個別がん検診を予定していますので、集団がん検診の受診が難しい方は、ぜひ受診をお願いします。)

令和5年度子宮頸がん検診(集団)日程:
6月23日(金)8:00~9:30 池川体育館
6月23日(金)10:00~11:00、13:00~15:00 役場本庁舎
7月3日(月)8:00~10:00 役場本庁舎
※HPVワクチンの接種で感染を防ぎ、病気を早期に発見するために定期的に検診を受けていきましょう。

■お知らせ
~令和5年4月1日から、HPVワクチンの9価ワクチンが公費で接種できるようになりました~
HPVワクチンの9価ワクチンは9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。
HPVワクチン接種について、不明な点があれば、役場健康福祉課までお問い合わせください。

問い合わせ:仁淀川町役場 健康福祉課 予防接種担当
【電話】35-0888

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU