■危険物の取り扱いについて知ろう
私たちの生活に欠かせない物の中には、危険物を含む製品がたくさんあります。代表的なものとしては、自動車の燃料となるガソリンや軽油、ストーブの燃料として使用される灯油などがあります。その他にも、消毒用アルコールや化粧品、制汗スプレーの中にも危険物として規制を受けるものがあります。危険物は発火や引火しやすいなどの性質をもっており、火災危険の高い物質であるため、適正な取り扱い方法や保管方法を理解しないと、火災や事故が発生することがあります。危険物を含む製品を取り扱う場合は、表示や取り扱い説明書などをよく確認し、正しく使用しましょう。
ここでは消毒用アルコールや化粧品などの身近な危険物の安全な取り扱いのポイントを紹介します。
○火気の近くでは使用しない
蒸発しやすく可燃性であるため、近くに火源があると引火するおそれがあります。
○詰め替えは換気を行いながら
詰め替えの際に可燃性の蒸気が発生するおそれがあります。風通しの良い場所で、換気を行うなど、可燃性蒸気を滞留させないようにしましょう。
○保管は直射日光が当たらない場所で
直射日光で熱せられることで可燃性蒸気が発生するため、保管場所は直射日光が当たらない場所を選びましょう。
○正しい方法で廃棄しましょう
廃棄方法を誤ると火災が発生する危険があります。
問い合わせ:高吾北消防本部(署)
【電話】26-2111
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