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自治体の皆さまへ

仁淀川町 再造林率100%宣言

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高知県仁淀川町

◆6/23 仁淀川町林業振興センターで、「仁淀川町再造林率100%宣言」を古味実町長が発表しました。
これまで本町における森林整備は間伐主体で進めてきましたが、本町の人工林は50年生以上のスギ、ヒノキが大半を占め、利用時期を迎えています。また、大径木化が進む中で、大径木の需要が少ないなどの問題から、今後は皆伐(※)を交えた森林整備へと転換していく計画を進めています。しかし、担い手不足や森林所有者の関心離れなどから再造林が進んでいないのが現状です。
本町としては、森林資源を循環利用していくことが重要です。
今回の宣言は、今後どのような森林整備を進めていくかなど、町が中心となり町民の皆さまや森林所有者の方々とともに山づくりを進め、次世代や未来につなぐことを目的としています。
今後は仁淀川町林業振興センターを中心に体制を整備し、当宣言の目的達成に向けて取り組んでいきます。
※皆伐…対象となる森林の区域にある樹木を全て伐採すること。

▽宣言を踏まえた今後の方針
1.林業適地では、再造林率100%を目指します
花粉症対策苗の導入や、地域の樹木から種子を採取し苗木を生産し、地域ブランドを立ち上げる取り組みを行います。
2.林業適地以外は、広葉樹林化を目指します
伐採跡地を再び経済林とするのか、自然に返していくのかなど、実情に応じた造林事業を行います。
3.再造林の担い手を育成します
現在、進めている本町独自の「林業研修制度」を活用して再造林の担い手を育成します。

問い合わせ:仁淀川町役場農林課
【電話】35-1083

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