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危機管理室からのお知らせ

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高知県仁淀川町

■「救えるはずの命を救う!」なぜ災害が起きるのか?
日本では、毎年約2,100カ所もの山地災害が発生し、多くの被害をもたらしています。日本で山地災害が多く発生するのはどうしてでしょうか。それは、日本の地形や気候条件が山地災害を起こしやすい特性を持っているからです(特有の自然条件)。私たちは日頃から、山地災害の危険と隣り合わせに暮らしていることを認識しておかなければなりません。

○災害の起こりやすい地形
日本の国土は、険しい山が続く複雑な地形をしており、川の幅が狭く、急流が多い特徴があります。また、大陸プレートと海洋プレートの境界に位置するため、地震や火山活動も活発で山崩れや土石流、地すべりなどの山地災害の危険を常に抱えているといえます。

○災害の起こりやすい気象条件
日本の年間降水量は約1,700mmで、これは世界平均の2倍と極めて雨の多い国です。特に梅雨期や台風の時などには局地的な集中豪雨が起こり、各地に大きな災害をもたらしています。また、冬には大量の雪が降り、雪解け期には河川の増水や雪崩の危険も高くなります。

○局地的な集中豪雨の増加
近年は、局地的な集中豪雨が頻発する傾向が強まっており、地域によってはこれまでにない激甚な災害が発生しやすい状況になりつつあるといえます。気候変動に関しては、国の調査報告書において、今後極端な降水がより強く、頻繁になる可能性が非常に高いと報告されています。

問い合わせ:仁淀川町役場総務課 危機管理室
【電話】35-0111
防災アドバイザー 西森 冨士夫

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