■「救えるはずの命を救う!」
南海トラフ巨大地震について
2023年1月14日に地震調査委員会で発表された南海トラフ巨大地震の発生予測では、今後40年以内にマグニチュード8~9クラスの地震が発生する確率を「90%程度」に引き上げました。
これまでも多くの情報が発表され研究がなされていますが、それでも正確な予想は不可能であり将来地震が発生した場合には、関係機関から入手する情報に基づき的確に状況を判断し、適切な対応がとれるよう日頃から心掛けておきましょう。
◇南海地震の特徴
南北方向65cm、東西方向40cm、上下方向15cmの強い揺れが1秒間に2往復の速さで100秒以上続くことが予想されており、1995年兵庫県南部地震の揺れは13秒であったことから、その8倍程度と推定されています。
(1)南海地震は、南海トラフ沿いの紀伊半島から四国沖で起こり、マグニチュード8クラスの巨大地震です。
(2)東南海地震は、紀伊半島の南東沖の南海トラフ沿いで起こります。
(3)東海地震は、紀伊半島の南東沖の南海トラフ沿いよりも東の駿河湾から遠州灘の駿河トラフ沿いで起こります。
(1)~(3)の地震は「地震3兄弟」と呼ばれ、互いに連動して活動しています。
問い合わせ:仁淀川町役場総務課危機管理室 防災アドバイザー 西森冨士夫
【電話】35-0111
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