7月18日に開催した「食材の研究」では、講師に飲食店経営者の田島由季氏を招き仁淀川町の食材を使って、経済的にも時間にも旅をゆっくり楽しむ余裕があり、仁淀川町の町民や自然や文化を理解し大切に思ってくれる観光客が求めている料理についてディスカッションしました。田島さんからは、保存が効き、アレンジもできて調理も簡単なことを踏まえ、「エスカベッシュ(南蛮漬け)」と「コンフィ(低温の油煮)」という地中海料理とフランス料理を教わりました。
その他にも「トマトのフリット(天ぷら)」「きくらげのマチェドニア(フルーツポンチ)」「田舎こんにゃくのから揚げ」をご提案いただきました。また、食材の研究に参加してくださった秋葉の宿のシェフからは「きくらげの餃子」をご提案いただきました。
そして、8月22日に開催したMANABIBAでは、観光客と実際に接している事業者の皆さまが感じている「観光客が仁淀川町に求めている食」について話しました。その中で、仁淀川町に来る観光客は、自然豊かな田舎を満喫しにくることが目的なので、「田舎らしさ」を求めているといった声がありました。実際に川魚(アユ、あめご)や山菜を食べたいという要望があり、提供すると喜ばれたそうです。
「田舎らしさ」をふんだんに取り入れた田舎料理の小鉢セットなどは人気になるかもしれないといったご意見もいただき、次回以降の「食材の研究」でも参考にしていきます。
仁淀川町観光協会
仁淀川町大崎460-1(交流センター2階)
【電話】35-1333
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