◆9/24 都地区の安徳天皇御陵地および白王八幡宮で、都の太鼓踊りが奉納されました。
その昔、屋島の戦いに敗れた平家一門が旧仁淀村都に落ち延びたという伝説があり、そのときに伝授されたのが「太鼓踊り」です。男性は菅笠(すげがさ)をかぶり二またの木の撥(ばち)で歌に合わせて太鼓をたたきます。女性は歌と太鼓に合わせて扇をひらひらと操り、優美な舞を繰り広げます。
別名「都踊り」ともいわれる太鼓踊りは、毎年旧暦8月22日に奉納されています。
今年も町内外から踊り手17人が集まり、厳かな空気に包まれる中、武家同士の争いに翻弄(ほんろう)され、数奇な運命をたどった安徳天皇に対する思いを胸に、息の合った踊りを披露しました。
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