■第30回全国消防操法大会・ポンプ車の部
仁淀川町消防団(仁淀分団森班)が出場
優良賞と優秀選手賞(指揮者、4番員)を受賞!
10/12 宮城県総合運動公園グランディ・21(宮城郡利府町(りふちょう))で、「第30回全国消防操法大会」が開催され、高知県代表として仁淀分団森班がポンプ車の部に出場しました。
消防操法とは、標的(火点)を倒すスピードや機敏で正確な動作などが採点の対象であり、士気、規律すべてを含めた迅速な消火技術を競うもので、今回の大会には全国から24チームが出場しました。
この大会の出場権を決定する今年6月の高知県消防操法大会において、5大会ぶりの全国大会出場を決め、本来の仕事の傍ら高吾北消防署の熱心な指導を受け、一層厳しい訓練を続けてきました。
本番にあたっては、想像を超える緊張感の中で練習の成果を発揮し、選手一同息の合った操法を行いました。上位入賞こそ逃しましたが、2人が優秀選手に選出されるという快挙を成し遂げ、仁淀川町消防団の操法技術の高さを全国に示してくれました。
また、応援席には古味町長をはじめ、町消防団関係者や選手の家族、地域の方々も駆け付け声援を送り、森班の健闘を大きな拍手でたたえました。
◇大会結果
※上位10隊までを表彰(優勝1隊、準優勝3隊、優良賞6隊)
■宮城県 石巻市震災遺構大川小学校 防災視察研修
大川伝承の会 佐藤共同代表「未来を拓(ひら)く学校となってもらいたい」
10/11 2011年3月11日の東日本大震災の津波で全校児童108人中、74人の児童が死亡あるいは行方不明となった旧大川小学校で、全国消防操法大会に同行した役場職員や消防団員らが研修を受けました。
当日は、語り部として「大川伝承の会」共同代表の佐藤敏郎氏から自身の体験を交えて当時の様子を聞きました。佐藤氏は、一番覚えてもらいたいこととして「地震など災害が起こったときに、避難するかどうかや避難先を決める議論が遅れるとパニックに陥りやすい。地震が発生したらここへ避難する。と日ごろから訓練などで決めておくことが大事」と命を守る方法を強く話し、最後に「あの津波に遭った大川小学校で終わるのでなく、この経験を私が語り皆さんに伝えることで、未来を拓く大川小学校となってもらいたい」と、語り部になった理由を教えてくれました。
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