■「救えるはずの命を救う!」
◇災害の特徴を理解し整理する ~災害を見比べ、災害に応じた対応が必要であることを理解する~
(1)水害と土砂災害は、避難判断を行う時間的余裕があります。逃げるか逃げないかは、あなたの判断次第ということになります。
(2)地震は突然発生します。そのため備えが重要となります。ただ、備えにも優先順位があり、「家屋倒壊」と「家具転倒」の対応で、地震発生の瞬間を生き残ることができるか否かが第一関門になります。津波は、地震発生数分後から数時間後に迫ってくるため、第二関門ともいえます。
・東日本大震災により津波襲来に対する警戒心が高まりましたが、家屋倒壊や家具転倒による下敷きへの警戒心が著しく低下しました。下敷きになった状態で津波が襲来すれば、避難は不可能です。
第一関門をクリアするためには、家屋の耐震補強、家具固定を行い、下敷きにならないことです。
第二関門をクリアするためには、避難路の確保と迅速な避難行動により津波や火災から避難することです。
問い合わせ:仁淀川町役場総務課防災対策室 防災アドバイザー 西森冨士夫
【電話】35-0111
<この記事についてアンケートにご協力ください。>