2月15日、第4回学校再編検討委員会を開催しました。今回は、長者小学校PTAから教育長へ提出された長者小学校と別府小学校の統合に関しての要望書および1月の地区懇談会の報告とともに、学校再編に関する提言のまとめを行いました。同日、教育長へ下記の内容で提言書を提出しました。
提言がまとまったことにより、学校再編検討委員会は今回で一旦終了となります。来年度、新たな課題が出てくれば改めて開催します。
■提言書
児童生徒数の減少に伴い仁淀川町立学校の小規模化が進行していく中において、魅力と活力のある学校づくりを目指し、次のとおり提言します。
なお、提言に先立ち、委員の総意として、地域から学校がなくなってよいと考えている委員は一人もいないことを申し添えます。
一 児童生徒数の減少等に伴う諸問題を改善するため検討した結果、小学校一校、中学校一校の小中一貫校を求める意見が多数でした。一方、現在の学校の数を維持する意見も複数あったことを申し添えます。
小学校一校、中学校一校の小中一貫校の場所は、防災面などの安全性が確保されるのであれば旧吾川中学校の場所が望ましいとの意見が多数でした。
二 現在、別府小学校と長者小学校の児童数の減少が著しいことなどから、段階的な学校再編として、両校の早期の統合を求めます。
別府小学校と長者小学校との統合後の学校の場所は、最終的には両校の保護者間で調整されることが望ましいですが、本会としては、校区内の児童全員の通学距離を考慮し、別府小学校が望ましいとの意見が多数でした。
最後に、この提言が、仁淀川町の子どもたちの健やかな成長、地域と学校のさらなる連携、仁淀川町ならではの豊かな自然や文化・人材などを生かした特色ある教育の実現につながることを切に願います。
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