■お酒の飲み方に十分注意しましょう
暖かくなり、歓送迎会などお酒を飲む機会が増えてくる季節となってきました。無理な飲酒による急性アルコール中毒には十分注意しましょう。
短時間のうちに大量に飲酒すると、血中のアルコール濃度が急激に上昇し、判断能力の低下、言語不明瞭、運動失調などの症状が出始め、重症化すると昏睡(こんすい)状態に陥り、最悪死に至ることもあります。
「私は大丈夫」と思っていても、その日の体調や環境により急性アルコール中毒の症状に陥ることもあります。久しぶりの飲酒や、飲酒経験が少ないことなども注意が必要です。本人だけでなく、周りの人たちも注意しておきましょう。
○急性アルコール中毒にならないために…
・一気飲みをしない、させない。
・飲酒の強要をしない、させない。
・自分の適量を知り、体質や体調によってお酒が飲めない場合は事前に周囲へ伝える。
○急性アルコール中毒になってしまった場合は…
・衣服を緩めて楽な姿勢をとり、安静にする。
・嘔吐(おうと)による窒息に備え、顔を横に向けて寝かす。
・呼びかけや、体を動かしても反応がない場合は、119番通報をして救急車を呼ぶ。
問い合わせ:高吾北消防本部(署)
【電話】26-2111
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