■「救えるはずの命を救う!」
◇減災について
減災とは、災害によって被る被害を最小限におさえるために、あらかじめ行う取り組みのことです。
自然災害の発生を防ぐことは難しいため、災害は起きるという前提のもと、被害をいかに軽減させるかを目的としています。特に、自然災害の発生率が高い日本において、減災の取り組みは欠かすことができません。
防災と減災の違いは、「災害が起きること、被災することを前提にしているか」という点です。災害が起きる前提のもと、その被害を最小限におさえることが減災の考え方である一方、防災は未然に防ぐ、被害を0にすることを目的としています。
ただ、災害被害の予測には限界があり、被災を0にすることは難しいという考えの上で成り立つのが減災です。
減災の取り組みで個人でできる7つの備えといえば、「(1)自助・共助、(2)地域の危険を知る、(3)地震に強い家、(4)家具の固定、(5)日ごろからの備え、(6)家族で防災会議、(7)地域とのつながり」と言われています。
町民みんなで、災害に備えましょう。
問い合わせ:仁淀川町役場総務課危機管理室 防災アドバイザー 西森冨士夫
【電話】35-0111
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