■6/20 標高700メートル、集落の向かいには何百年も変わらず山肌から流れ続ける滝の絶景が広がる椿山地区で、伝統の太鼓踊りが奉納され、山あいに厳かな太鼓の音が響き渡りました。同地区は、平家の落人が集落を築いたという伝承があり、武将や公達(きんだち)の霊を慰めるためや、虫送りのために年に数回、太鼓踊りが奉納されています。
今年は、椿山の住民と出身者、池川青年団の団員など、有志9人で奉納。
虫送りでは、踊り手らが太鼓や鉦(かね)、刀を模した2本の木札を打ち鳴らしながら集落を練り歩き、ひっそりとしている集落がこの日はにぎわいを見せました。
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