日本遺族会は、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」の参加者を募集しています。
同事業は、厚生労働省から補助を受け実施しており、先の大戦で父などを亡くした戦没者の遺児を対象として、父などの戦没した旧戦域を訪れ、慰霊追悼を実施するとともに、同地域の住民と友好親善を図ることを目的としています。
費用は参加費として10万円。
付添希望者は要相談。また、本年度より戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぐことを目的に、戦没者の孫、ひ孫、甥(おい)、姪(めい)の3親等以内の青年部が付添者として遺児に同行する場合に、旅費の3分の1の補助が国から認められます(遺児の参加費からではなく旅費費用の3分の1が補助)。
この機会にご参加をお願いいたします。参加者の高齢化を考慮し看護師が同行します。
なお、同事業は令和7年度をもって終了することから、令和7年度では戦後80年および同事業実施35周年を記念し、特別な企画を検討しています。ついては、令和6年度の事業実施地域は概ね最後となる可能性があるので、ぜひこの機会にご参加ください。
お申し込みや日程詳細は、実施地域によって申込締切日が違いますので、お住いの各都道府県遺族会へ問い合わせをお願いいたします。
実施地域:フィリピン(1次)、ソロモン諸島、台湾・バシー海峡、西部ニューギニア〔特定地域〕、東部ニューギニア〔特定地域〕、タイ〔特定地域〕、ギルバート諸島、マーシャル諸島、フィリピン(2次)、中国
問い合わせ:
日本遺族会事務局【電話】03-3261-5521
公益財団法人高知県遺族会【電話】088-884-8700
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