■酒米「吟の夢」の収穫を行いました
5月に地元の生産者の指導のもと大用地区の子どもたちや関係機関の皆さんが植えつけた酒米「吟の夢」の稲刈りが9月22日に行われ、収穫の喜びを分かち合いました。
酒米の取り組みが始まり23年が経ち、地域の過疎・高齢化が進行している中、私たち「とみやま酒米生産部」にとっては、地域の若い人たちとの関わりがやる気と勇気に繋がることは言うまでもありません。たくさんの子どもたちが参加し、汗を流しながら楽しそうに稲を刈る姿に、将来への希望を与えられました。
『純米吟醸とみやま』は、10月中旬頃から市内唯一の蔵元である「藤娘酒造」で、収穫した酒米「吟の夢」を原料に四万十川伏流水で仕込み、酒造りが始まります。今年は12月中旬頃に新酒の完成を予定しており、600口限定でオーナーを募集します。
私たちが誇りと自信を持ち、地域や生産者の思いがたくさん詰まったお酒を、今後も地域の皆さんに育てていただければ幸いです。
とみやま酒米生産部 伊勢脇 精蔵
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