幡多広域消費生活センター便り

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訪問販売によるリフォーム工事でのトラブル増加!

■事例1
突然自宅に外壁塗装の営業があり、費用はおよそ60万円と言われた。その日は契約せず、数日後に訪れた別の営業員に詳しい見積もりを依頼したところ、同じ事業者であるが75万円に金額が上がった。金額を60万円に修正してくれたので契約したが、見積額が妥当なものなのか心配になってきた。クーリング・オフは可能か。(60代女性)

■事例2
訪問してきた事業者に外壁の修理を勧められたため、作業内容の説明を受け、外壁の塗り替えと釘を打ち込む作業を75万円で契約した。契約は見積書をもらったその日に行い、工事終了後に現金で支払いを済ませた。1週間後、外壁の塗り残しや釘が出たまま放置された箇所が複数あったため事業者に連絡したが、見に行くと言った後1か月が過ぎても来訪も連絡もない状態が続いている。どうしたらよいか。(80代男性)

■アドバイス
・訪問してきた事業者が提示する金額が妥当な金額か判断するために、複数の事業者で見積もりを行い、比較検討をしましょう。建物を施工してくれた事業者に相談してみるのも良いでしょう。
・契約内容をしっかり確認しましょう。また、工事終了後は事業者と一緒に現場を確認し、名刺や契約書等は保管しておきましょう。
・事業者が突然訪問してきて契約を勧める「訪問販売」は、クーリング・オフの対象となっています。困ったときは、早めに消費生活センターに電話しましょう。

※幡多広域消費生活センターでは、出前講座(無料)による啓発活動を実施しています。

■幡多広域消費生活センター
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