■市長 中平 正宏
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、それぞれに新たな期待や夢をもって新年をお迎えになられたことと存じます。また、旧年中は市政へのご指導、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、大きな転換点を迎えました。市民の皆さまには、コロナ禍の間には、緊急事態宣言をはじめ、さまざまな制限・制約をやむを得ずお願いすることとなりましたが、感染拡大防止にご理解とご協力をいただきまして深く感謝申し上げます。ただ、新型コロナウイルスは収束しつつあるものの、インフルエンザウイルス感染症が昨年秋の早い時期から大流行しており、今後ますます寒くなってくるため注意が必要であります。皆さまには、予防接種や手洗い・うがいなどの基本的な感染症予防対策の徹底に改めてご協力をお願いいたします。
また、イベント等の通常開催や観光客の増加など、以前の生活が戻りつつある中、昨年は4年ぶりとなる「四万十川ウルトラマラソン」を無事開催することができました。秋晴れの中、1,963名のランナーが秋の四万十路を駆け抜け、沿道も多くの観客でにぎわい、盛況のうちに終えることができました。関係各位ならびに地域住民の皆さま、ボランティアにご協力いただきました皆さまに深く感謝申し上げます。
さて、今春いよいよ四万十市総合文化センター「しまんとぴあ」がオープンいたします。本市の新たな文化芸術の拠点として、市民の皆さまから親しまれ、にぎわいあふれる施設となるよう努めてまいります。
そして、2025年度春の連続テレビ小説が、漫画家のやなせたかしさんご夫婦をモデルにした『あんぱん』に決定し、昨年の『らんまん』に続き高知を舞台にした作品になることから、引き続き県内の経済回復への追い風となることを期待しております。
結びに、今年一年が市民の皆さまと四万十市にとりまして、希望に満ちた新たな一年となりますようご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。
■市議会議長 平野 正
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
ここ数年猛威を振るっておりました新型コロナウイルス感染症も昨年5月には5類に移行し、市民の皆さまにおかれましても、新しい生活様式に慣れつつもコロナ禍前の日常生活を取り戻され、明るい兆しが見え始めたように思っております。
しかしながら、昨秋以降、インフルエンザウイルス感染症が例年にない広がりを見せていることもあり、最前線の現場でご尽力いただいている方々のご苦労は察するに余りあるものとなっております。医療関係者等の皆さまには、改めて敬意と感謝を申し上げます。
さて、本年4月には、市民の皆さまをはじめ我々も心待ちにしておりました、四万十市総合文化センター「しまんとぴあ」が満を持して開館いたします。開館に際しては、さまざまなイベントが予定されておりますので、市民の皆さまには、ぜひ足をお運びいただき、ご鑑賞賜りますようお願い申し上げます。
本市におきましては、食肉センター関連の事業や統廃合により休廃校となった校舎を含む遊休公共施設の利活用など、大きな事業が進められております。議会としても皆さまの負託に応えられるよう、進捗を注視し、地域活性化や公共の福祉の充実のため、二元代表制の一翼として、真摯に議論を重ねながら、重要な諸課題の解決に尽力してまいります。
市民の皆さまには、議会に対し、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びにあたり、本市における諸課題の解決を願いつつ、新しい年も市民の皆さまがご健勝で、より輝かしい年となりますことを心からお祈り申し上げまして年頭のごあいさつといたします。
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