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自治体の皆さまへ

[特集]地震への備え、できていますか?(2)

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高知県四万十市

■被災地で支援活動に従事した市職員からのアドバイス
能登半島地震でも家に一度戻る方や避難しない方、どこに逃げてよいか分からない方がいたそうです。
私が2月に能登半島地震の被災地での派遣を終えたとき、地震発生時に一番に行うべきことは、避難して命を守ることなのだと感じました。
家の倒壊や津波に巻き込まれると、避難することも難しくなります。まずは、身の安全を守ることができるよう、大地震発生後の行動を事前に考え、いざという時に素早く判断できるようになりましょう。

被災されると、心と体に大きなストレスがかかります。また、長引く避難所生活から、意欲の低下などにより避難所の避難スペースの中で日中過ごす方が多くみられました。
日中動かない生活が続くと、筋力が衰え日常生活動作の低下、不眠などにつながります。
沿岸部で断水が起こっている被災地域では、トイレの回数を減らすため水分摂取を控えたことなどが原因で、脱水症状を起こしてしまった方もいました。また口腔ケアが不十分になると感染症のリスクも高まります。
こういったことを予防するためにも、意識して体を動かすことや水分摂取が重要になります。自身の健康維持のため、普段から習慣化していきましょう。

また、物資が限られた被災地では、即座に対応することが難しい場合があります。皆さんの心と体を守るためにも、避難生活で困ったことや不便
なこと、相談したいことなどがあれば、早めに避難所スタッフに申し出てください。

出来る限り日常生活に近い生活を心がけ、相談することが大切です!

特集ページ問い合わせ先:(市)地震防災課
【電話】35-2044
【FAX】34-1148

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