■市長 中平 正宏
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、それぞれに夢や希望を持って、新年をお迎えになったことと存じます。また、旧年中は市政へのご指導、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
昨年は、4月に市民の皆さま待望の四万十市総合文化センター「しまんとぴあ」が開館しました。開館当初より、イベントや展覧会などで多くの方に利用いただいており、今後も、芸術や文化、教育などさまざまな分野での活動を通し、市民の皆さまがともに学び楽しむことのできる施設として、ますます発展していく場所になるものと期待しています。
また、9月には本市で初めてとなる女子ソフトボールリーグの公式戦が四万十スタジアムで開催され、本市出身の下山絵理選手が凱旋出場しました。下山選手は、7月に行われたソフトボール女子ワールドカップにおいて、日本代表の中心選手として世界一に貢献した選手であり、四万十スタジアムでも勇姿を見せてくれました。市民の皆さまにじかにソフトボールの魅力を体感いただく機会となりましたことを、大変喜ばしく思います。30回の節目を迎えた四万十川ウルトラマラソンをはじめ、本市がさらにスポーツを通じて活気あふれるまちとなるよう、努めてまいりたいと思います。
さて、平成17年4月に旧中村市と旧西土佐村が合併して誕生した四万十市は、令和7年4月10日の「四万十の日」に、市制施行20周年を迎えます。本市の目指す「人が輝き、夢が生まれる悠久と躍動のまち四万十市」の実現に向け、私に残された5月までの任期においても、3期12年の総仕上げとして、それぞれの課題に対し全力で取り組み、市政発展に向けまい進してまいる所存ですので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びにあたり、今年一年が市民の皆さまにとりまして、輝かしい一年となりますようご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。
■市議会議長 宮﨑 努
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、新年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は、市議会の活動へのご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は、元日に能登半島地震が発生し、8月8日には宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震に伴う南海トラフ地震臨時情報が、運用後初めて発表され、1週間にわたり、巨大地震注意の呼びかけが行われるなど、災害の恐ろしさと災害への備えの重要性を再認識した1年となりました。市議会におきましては、令和6年3月に四万十市議会BCP(業務継続計画)を策定しており、大規模災害発生時に早期に議事・議決機関としての機能を回復し、議会としての行動指針を確立することで、本市の1日も早い復興に資することができるよう、体制の整備に取り組んでおります。
また、昨年3月には、市議会における、2年に一度の正副議長および各委員会の改組が行われており、新たな体制でのスタートを切ったところでございます。
令和7年は、令和5年度から始まった市議会ペーパーレス化にかかる取り組みとして、3月をもって電子データと紙資料の併用を終了し、4月から議案書などの各種書類を原則、電子データで運用していくこととなっており、本市議会のデジタル化において、大きな節目の年となります。本市においても、市制施行20周年の節目を迎え、さまざまな記念行事が予定されております。市議会といたしましても、本市の持続的発展と市民の福祉向上のため、二元代表制の一翼としての役割を果たしてまいります。今後とも、市民の皆さまのお力添えを賜りますようお願いいたします。
結びにあたり、新しい年も市民の皆さまがご健勝で、幸多き年となりますことを心からお祈り申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。
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