最近、イノシシ等の有害鳥獣の被害相談が増加しています。
イノシシ等の鳥獣被害が増大した大きな原因は、野生鳥獣にとって集落が「エサ場」となり、「人慣れ」が進んだためと言われています。集落での無意識の餌付けを防ぎ、野生鳥獣が容易に接近・侵入できないような環境を整えましょう。
(1)無意識の餌付けをしないよう注意する
収穫しない野菜クズや稲刈り後のひこばえ(刈株再生芽)などは、野生鳥獣のエサになります。放置しておくと、「食べても怒られないエサ」と認識され、餌付けにつながります。収穫時の野菜クズ等は埋め、稲刈り後のひこばえはすき込みましょう。
(2)畑周辺の見通しをよくする
見通しの悪いヤブや耕作放棄地は、野生鳥獣が田畑に近づくための通り道やすみかになります。接近ルートを断つためにも、ヤブなどを刈り払い、畑周辺の見通しをよくしましょう。
(3)放置された果樹などを処理する
収穫しない柿やクリなどをそのままにしておくと、野生鳥獣にとって格好のエサになります。収穫しない果樹は思いきって伐採し、収穫したくても手の届かないものは、収穫しやすいように切り下げましょう。
問合せ:
・(本庁)農林水産課 林業水産係
【電話】34-1170
【FAX】34-0478
・(支所)西土佐事業分室 振興係
【電話】52-1113
【FAX】52-2124
<この記事についてアンケートにご協力ください。>