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9月定例市議会(1)

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高知県土佐市

9月定例市議会が9月4日に開会し、土佐市火災予防条例の一部改正についてなど、人事案1件、条例案4件、行政案2件、予算案4件、報告1件、認定12件が審議され、全案がそれぞれ原案どおり可決、認定され、20日に閉会しました。

ー市長行政報告(抜粋)ー

■新居地区観光交流施設
6月議会行政報告でも申し上げたとおり、問題の早期解決に向け、3者協議の場を設けるように、NPO法人および2階利用者と協議を進めていましたが、2階利用者の代理人弁護士が変更となるなど紆余曲折を経て、7月11日に3者協議を行っています。この3者協議では、3者が早期解決に向け、今後も協議を継続していくという内容で合意していましたが、7月18日にNPO法人側から、臨時総会の決議として3者協議に参加する意義が見出せないとの理由で土佐市に離脱届が提出されています。
これを受け、本市といたしましては、初回合意していた第2回目の3者協議を延期することとし、2階利用者に連絡するとともにNPO法人に対して7月25日付けで、6月12日付けのNPO法人から市に対して求められていた質問に回答するとともに、3者協議への早期復帰について要請を行っています。また、現在利用できていない本件施設2階の利用許可業務および管理運営に係る責務の遂行について、土佐市立新居地区観光交流施設及び避難施設の設置及び管理に関する条例および同施設の管理運営に関する包括協定に基づく指導を引き続き行っているところです。

■土佐市立小中学校適正配置計画に係る説明会
小学校および中学校の保護者を対象に、まずは中学校の統合について、本年8月22日に土佐南中学校区、23日に戸波中学校区、30日に高岡中学校区の説明会を開催しています。統合後の通学に関することや統合に係る生徒へのフォローなど、様々なご意見をいただいています。

■宇佐、みのり、高石保育園の統合による新園舎建設に係る業務の進捗状況
本年3月議会で報告したとおり、新園舎の建設場所として最も適切と考える場所を選定し、地権者の皆様に当該事業の趣旨についてのご理解をいただいたうえで、1月には、宇佐、みのり、高石保育園の保護者の皆様を対象に建設候補地についての説明会を実施しています。その後2月から6月にかけ、ボーリングによる地質調査や候補地全体の用地測量と土地の境界立会を地権者の皆様にご協力いただきながら実施しています。
また、6月からは、園舎、園庭などの基本設計や用地の造成設計、用地買収に係る補償調査、事業認定申請事務、開発申請事務、地質調査などの「土佐市立統合保育園建設基本設計等委託業務」に着手し、事業の進捗を図っています。
今後は、補償調査、地質調査、測量調査の各調査業務と並行して、土地の鑑定評価と事業認定申請に係る業務に着手し、秋ごろには地元説明会を実施する予定としています。事業認定後には、農地法に基づく農地転用許可申請および都市計画法に基づく開発許可申請を行い、租税特別措置法に基づく税務協議の確認後、今年度末までの土地売買契約締結を目指して地権者の方々と協議する予定としています。

■こばと保育園の分園化
令和3年9月に策定した「土佐市保育所適正配置計画」において、こばと保育園は、統合の検討が必要な状況ではあるものの、本市で最も西に位置しており、その地理的要因と施設が新しいことを踏まえ存続とするが、令和6年度から市の中心部で長い歴史を持つ愛聖保育園の分園とすることにより、効率的な保育所運営、本園の園児との交流による幼児期の健やかな成長を目指すこととしていました。同年11月には、保護者説明会を実施し、保護者の方からは、小学校が別々になることを懸念するご意見をいただき、市としましても円滑な保小接続は重要視しており、本園をどこにするかについては、小学校の統廃合計画を踏まえて再検討する旨をお伝えしていました。
その後、本年3月に公表されました「土佐市立小中学校適正配置計画」では、戸波小学校については、令和12年度から14年度に近隣の小学校との統合を検討することとし、現段階で明確な方向性を示すには至っておりません。このようなことから、当面の間、こばと保育園の分園化を延期し、戸波小学校の統廃合の方向性が明らかになった時点で再度検討していきたいと考えています。

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