■お家の常識〜気を付けて!それ、思い込みかも?〜
大切なお家を長く引き継いでいただくためには、正しい知識を身につけておくことがとても大切です。間違った情報をそのまま信じていたために解体せざるを得なくなってしまったり、決断が遅れて手詰まりになってしまうことも。今回の相談室は、お家についてのよくある思い込みをご紹介します。
○思い込み(1)
うちの家は高く売れるはず
→うちの家は、良い部材を使ったこだわりの家。資産価値も上がって、きっと高く売れるよね?
(市内の実家に住んでいるAさん)
実際は?:どんなお家も、空き家になって3年たつと残念ながら売れづらくなります。
あるお家では解体するために古材の鑑定士に査定してもらったところ、バブル時代は高値がついたものでも今は値段がつかず、さらに運搬費までかかる事例も。
○思い込み(2)
まだまだ家は傷まないはず
→実家が空き家だけど見た目もきれいだし、あと2-3年は放置しておいてもよさそう?
(土佐市に実家があるBさん)
実際は?:家は見えないところから傷んでいく特徴があります。特にシロアリ被害は、気づいた時には手遅れになってしまうことも。
水回りも1年使っていないと故障しやすく、修繕費が100万円を越すことも珍しくありません。
○思い込み(3)
迷ったら相続放棄すればいい
→いずれ実家を相続するけど住む予定は無いんです。相続放棄すれば大丈夫ですよね?
(県外で一人暮らしをしているCさん)
実際は?:相続放棄してもお家の管理責任が残る場合があります。
その際、相続財産管理人の手続き申立をすれば管理責任をまぬがれますが、家庭裁判所への申請や予納金の支払いなどハードルが高いので要注意。
お家の相続手続きや、空き家活用について詳しく分かる資料を無料で差し上げます。
(一社)土佐市観光協会 空き家相談窓口
相談員が常駐しています
*相談無料
【電話】088-881-3359【メール】info@tosacity-kankou.com
営業時間:8:30〜17:30(土日祝営業)
定休日:年末年始
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