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7月10日~20日は『部落差別をなくする運動』強調旬間

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高知県土佐市

■人権とは
・一人ひとりが人間らしく生きていくために、生まれながらにして持っている大切な権利
・人が個人として尊重され、安全で安心して安定した生活を送るために欠くことのできないもの

○目指す社会
・全ての人の人権が尊重され、安心して生活できる社会づくり

○基本理念
・一人ひとりが人権について正しい理解と認識を深める
・真に人権が尊重される明るい社会をつくる

■土佐市人権教育推進講座のご案内
この講座は、あらゆる人権問題について正しく認識することを目的として、講義やグループワークなどで進めて行きます。参加は無料です。
時間:午後7時〜8時30分
場所:複合文化施設つなーで 3階大会議室

第2講座 7月18日(木) 同和問題
第3講座 9月18日(水) 子ども
第4講座 10月17日(木) 外国人

■同和問題
同和問題は、人間として幸せに生きる権利や自由(居住および移転の自由、職業選択の自由、教育の機会均等を保障される権利、結婚の自由など)を、そこに生まれたというただそれだけの理由(本人には責任のないこと)によって侵害され、社会的不利益を受けてきた問題です。

○同和問題の解決に向けた取組として
・義務教育においては教科書を無償とする法律の制定
・身元調査に悪用されていた戸籍の閲覧・請求を制限する戸籍法の改正
・就職差別の防止を目的とする統一応募用紙の採用など
広く人権尊重の取組へとつながっていきました。
しかし、差別発言や差別的な内容の文書の送付、インターネット上に差別を助長する情報や書き込みの掲載などの事案が発生しているため、国は、平成28年12月「部落差別解消推進法」を施行しました。県は、同和問題の解決に向けた取組を通して、人権尊重の意識が確立されるよう、あらゆる機会を通じた効果的な教育・啓発を推進するとしています。

○今後の取組
・「教育」「啓発」「『部落差別解消推進法』の周知」
「インターネットを利用した部落差別への対策」
「相談・支援体制の充実」
《高知県人権施策基本方針第3次改正版より抜粋》

■「ある精肉店のはなし」映画上映and纐纈あや監督のお話
手話通訳・要約筆記・字幕あり
いのちを食べて人は生きる。
私たちがふだん口にしている食肉が、どのようにして作られているか想像したことがあるでしょうか?
2012年、大阪貝塚市で代々家族で牛を育て、捌き、牛肉として販売をしてきたある精肉店の屠畜場が、102年の幕をおろしました。
「見ているうちに自然と『ありがとうございます』という気持ちがわいてきたのです。この仕事があるから、私の“食べる”という日常があるんだなって。屠畜の仕事を知らないために、差別や偏見が生まれているのは、大きな間違いだと感じました。そして『この仕事を映画にしたい』という強い気持ちが湧いてきました」「人が生きるということ、そして、自分の命を活かしていくためには何が必要かということに気付くために、目を背けてきたこの仕事に一度は正面を切って向き合っていただけたらと思うのです」(纐纈あや監督:談)
いのちを食べる生の営みと、「生」の本質を見続けてきた家族に密着したドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」は、公開から10年以上が過ぎた今も各地でアンコール上映が続いています。
生まれた場所で、自分が自分として生きること。生きものを食べるということ。一緒に考えませんか。
日時:7月13日(土)午後1時30分~午後4時
場所:複合文化施設つなーで 1階ブルーホール
入場無料
申込方法:QRコード・電話などで氏名、連絡先をお知らせください。

お申込み・お問合せ:市生涯学習課人権啓発班(高岡市民館内)
【電話】852-4039

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