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謹賀新年

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高知県土佐市

■今年は巳(み)年
巳年の動物は「ヘビ」ということはみなさんご存知かと思いますが、その意味や由来については知っているでしょうか?
執念深い動物というイメージのあるヘビですが、その一方で、頭が良く恩を忘れずに返す動物とも言われています。
また、脱皮をするヘビのイメージから巳年は「復活と再生」を意味し、植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。
「辰巳(たつみ)天井」とは、干支にちなんでその年の相場展開を予想したもので、辰年と巳年は高値を付けると言われてきました。物価高が続く近年では、景気のいい話はあまり聞かれませんが、それでも、知恵や再生を象徴する蛇にあやかって、「巳(み)(実)」のある1年としたいもの。より安心で明るい世の中へと“脱皮”できるといいですね。

■創り上げてゆく年に
市長が選ぶ2025年の漢字は「創」

○明けましておめでとうございます
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨年は石川県能登地方を震源とする地震が元旦に発生するなど波乱の年明けとなり、夏には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、本市においても避難所を開設し、地震への備えの再確認と冷静な対応を呼びかけるなどの対応に追われ、「命の安全・あんしん」への気持ちを新たにした1年となりました。
また、国が提唱する「こどもまんなか社会」を受け、土佐市においても、高校生までの医療費無償化の拡充や、子育て世帯の土佐市への移住・定住促進給付金事業をスタートし、津波浸水想定のない安全な場所へ保育施設を建設する計画も進行しており、市や地域住民、保護者、事業者などの役割を明確にし、それぞれの権利や責任のもと、子どもが健やかに逞しく成長できる社会を目指した取組を進めた年でもあります。
今年は、25年ぶりの子ども議会となる「こどもまんなか夢会議」の開催を予定しており、市内全ての小中学校から参加する子どもたちが、自分たちの意見を自由に表現し、未来の土佐市をともに「創る」第一歩とします。さらに、今後子ども条例の策定も予定しており、子どもの生の声を取り入れながら、子どもたちが自分の能力を生かしたり、希望を叶えたりすることができる社会を皆様とともに「創り上げて」ゆくために、さらに邁してまいります。
本年が、すべての方が安心・安全に笑顔で過ごせる年となりますよう、お祈り申し上げます。

土佐市長 板原 啓文

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