食育目標「早寝・早起き・朝ごはん」
土佐町健康増進・食育推進基本理念「健康長寿のまちづくり土佐町」
◆漢字クイズ??何と読む?
「鯪」
◆ヘルスメイト通信
「災害時の食事支援教室開催」
「災害時の食事支援」をテーマに、ヘルスメイトの研修会を行いました。
大規模災害発生後、経過別にどのような状況が想定されるか、また、可能なボランティア活動は何か考える機会となりました。来年2月には、森集落活動センターをお借りして炊き出し訓練をする予定です。
~スローガン~
私たちの健康は私たちの手で
◆栄養ミニ講座「災害時の食と衛生管理」~ふだんできないことは災害時もできない~その3
日頃から帰宅後の手洗いうがいやトイレ後の手洗い習慣、食中毒予防のための適切な食品の保存や取り扱いなどの習慣をつけておくことは、健康を維持するためにも大切なことです。しかし、被災した場合、状況によっては手洗いやうがいをすることができなくなります。そのような状況になることを想定して、備蓄品や非常用持ち出し袋の中に、使い捨て手袋やウエットティッシュ、消毒用アルコール、液体ハミガキ剤、歯ブラシなどを入れておくとよいでしょう。
被災すると環境が変わることからストレスが加わり、病気になりやすく、持病のある方は悪化する可能性が非常に高くなります。災害時のための備えと同じく、日頃から生活習慣病や歯周病を予防し、ストレスに強い身体づくりをしましょう。
◆伝えたいこの一品~備蓄品を活用したオーラルフレイル予防料理~
「じゃがいも酢物」
高知県作成「高知の食材を使った低栄養予防レシピ」より一部改変
▽1人分栄養価
49kcal
たんぱく質:2.9g
脂質:1.6g
食塩相当量:0.6g
Ca:78mg
Fe:0.4mg
▽材料(2人分)
じゃがいも(1/3個):60g
にんじん(1/6本):30g
干しエビ※サクラエビ(大さじ1弱):6g
ゆずしょうゆ:大さじ1
ごま油:小さじ1/2
いりゴマ(またはすりゴマ):小さじ1
▽作り方
(1)じゃがいもとにんじんは皮をむき、4~5cm程度の千切りにして水洗いします。
(2)1分ほどゆでて湯切りし、ゆずしょうゆ、ごま油、干しエビを加え混ぜ合わせます。ゴマをふりかけます。
日持ちのする根菜類を常備しておくと、不足しがちな食物繊維を摂取することができ、よくかむことで口の機能を鍛えることができます。ジャガイモやサツマイモはビタミンCを豊富に含むため、被災時に最も不足するといわれているビタミンCも取ることができます。
◆漢字クイズ??こたえ「せんざんこう」
魚へんを見て「どんな魚?」と考えましたか?哺乳類ですが、全身うろこで覆われているせいか中国では「鯪鯉」と書かれることもあります。古くは魚の種類と考えられ、うろこは漢方薬や魔除けに、肉は食用とする国もあり、乱獲されたことから現在は絶滅のおそれのある野生動物とされています。毛が進化の過程でうろこに変わり、エサとしているアリやシロアリを集めるときに使う場合もあるそうです(死んだふりをしてうろこにアリを集め、アリが入り込んだままうろこを閉じて水中に入り、浮いてきたアリを食べる)。
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