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自治体の皆さまへ

これまで×これから 第14話

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高知県土佐町

土佐町のSDGsの取り組みを毎号ご紹介していきます!

土佐町の持続可能なまちづくり(SDGs)について紹介する「これまで×これから」。
今回のテーマは「森林」です。土佐町の86%を占める「森林」。どれくらいの役割を担っているか皆さんご存じですか?
日本学術会議の答申では、森林には大きく分け8つの機能があげられています。
(1)生物多様性保全(いろんな生き物の住み家になっています。)
(2)地球環境保全(二酸化炭素を吸収して、温暖化を防いでいます。)
(3)土壌保全機能(樹木の根が土砂や岩石等を固定して、山崩れを防いでいます。)
(4)水源涵養機能(森林が水を蓄え、洪水や渇水を緩和しています。)
(5)快適環境形成機能(気温・湿度の変動を緩やかにしたりしています。)
(6)保健・レクリエーション機能(登山などレクリエーションの場となっています。)
(7)文化機能(四季折々の景色を見せてくれます。)
(8)物質生産機能(木材や山菜やキノコなどを生み出しています。)
( )の中はざっくりとした説明ですが、森林は本当にいくつもの役割を担っています。
その中でも今回は「水源涵養機能(すいげんかんようきのう)」について少し詳しくご紹介します。
森林は雨が降ったら、その雨水を一旦貯めて、川へ流れ込む水の量を調整してくれています。そのおかげで、洪水が起きづらくなったり、渇水が起きづらいようになっているのです。また、雨水は森の土の中で岩や石の間を通るので、ミネラルが増え、きれいでおいしい水になります。
土佐町の森が育てた水は、それぞれのお家へ、早明浦ダムへ流れていきます。早明浦ダムからはさまざまな地域に送られています。土佐町の森を守っていくことは土佐町だけでなく、他の地域のためにもなるのです。

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