これまで×これから 第16話

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土佐町のSDGsの取り組みを毎号ご紹介していきます!

「四本杉について」

土佐町平石地区に昭和47年に土佐町の文化財に指定された天然記念物の四本杉があります。その杉の1本が枯れたため、文化財保護事業補助金を活用して、枯れた1本と傾き始めたもう1本の計2本を土佐町森林組合にお願いし伐採しました。切り株から樹齢を数えてみましたが、中心部は空洞になっており正確に数えることができません。おそらく500年はたっていると思われます。500年の間地域を見守ってきた四本杉が、令和の時代には二本杉となってしまいました。伐採を期に四本杉や同じ場所にある有形文化財の毘沙門堂についての歴史を調べてみようとしましたが、詳しくは分かりませんでした。ただ残された二本の杉を地域で管理しながら後世に引き継いでいく責任を強く感じています。