土佐町のSDGsの取り組みを毎号ご紹介していきます!
『地震への備え』
今年2月に高知県から能登半島地震被災地支援職員の一員として派遣された、金沢市の1.5次避難所では、不便な避難生活を余儀なく強いられている状況を目の当たりにしました。避難者の多くがライフラインの寸断、家屋の倒壊や損壊によるものでした。地震発生が元旦ということもあり、帰省先で被災し、家族を失った避難者もいました。いつ、どこで起こるかわからない地震に対し、家屋の耐震化は日頃生活している者だけでなく、たまたま居合わせた家族の命も守ることができる有効な対策であることを改めて感じました。
8月8日には、初めて「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」が発表され、大きな混乱が生じました。土佐町でも耐震事業の拡充を図り推進していますが、耐震化の必要な家屋はたくさんあります。大切な家族の命を守るため、平時の備えの一つとして、家屋の耐震化をご検討いただきたいと思います。
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