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令和4年度決算の状況

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高知県大豊町

令和4年度の大豊町の決算について報告します。

■一般会計
教育や福祉、道路設備などの行政の基本的な会計

▽歳入
令和4年度歳入:63億8,193万円
令和3年度歳入:74億6,659万円
対前年度比:△10億8,466万円

▽歳出
令和4年度歳出:60億4,243万円
令和3年度歳出:71億7,327万円
対前年度比:△11億3,084万円

※構成比(%)は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

●決算に見る財政状況
▽歳入
町税や財産収入など町が独自で確保できた財源は、全体の約20%で、残りは全て国から配分される交付税や国・県補助金、町債(借入)となっています。
なかでも歳入全体の約54%を占める「地方交付税」は、様々な要因により増加することもありますが、5年に一度の国勢調査をもとにした人口等の数値が配分の基準となっており、過疎化が著しい本町においては徐々に減少する可能性があります。
また、地方消費税交付金(社会保障財源分)については、4,579万5千円交付され、「社会保障施策に要する経費」である「社会福祉」、「社会保険」、「保健衛生」の各事業に充当しています。

▽歳出
過去に行った建設事業などで借り入れた町債の返済である公債費が歳出全体の約14%を占めています。昨年度の6.5%から大きく増加した要因としては、約3億円の繰上償還を行ったことが挙げられます。
また、建設事業(災害含む)等は、道路橋梁等の改良や修繕工事等、歳出全体の約21%となっています。
この結果、町の財政状況は自主財源(町税や財産収入など)の約4倍の依存財源(交付税や国・県補助金、町債など)で成り立っていることになります。

▽積立基金(町の預貯金等)残高
財政調整基金:7億5,581万円
減債基金:30億5,329万円
福祉基金など:32億7,660万円
計:70億8,570万円

▽主な事業
災害復旧事業(繰越含む):3億7,269万円
橋梁長寿命化修繕事業(繰越含む):1億4,140万円
町道改良事業(繰越含む):1億2,853万円
町道維持修繕事業:7,972万円
がけくずれ住家防災対策事業(繰越含む):8,114万円

■特別会計
特定の収入でその支出が賄えるもの

4会計合わせて約3.6億円を繰り入れ

■健全化判断比率
財政健全化法において、地方公共団体の財政状況を客観的に表す以下の4指標を「健全化判断比率」として定めており、各指標に置ける早期健全化基準の数値を超えた場合、自主的・計画的な財政健全化が求められます。


※「ー」は、算定の結果「実質赤字がない」ことを表しています


※「ー」は、算定の結果「実質赤字がない」ことを表しています

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