令和5年度に大豊町へ来られた協力隊の皆さんを紹介します。
■桑村紗也加(くわむらさやか)さん
兵庫県出身
ジビエ産業の担い手を目指し、猪鹿工房おおとよで修行中です。
農業に従事しているときに、鳥獣対策で狩猟免許を取得したことがきっかけで狩猟の道を歩むことに。自然を相手にすることや、決まったとおりにいかないことが楽しいとのこと。鳥獣被害の苦しみをわかっているからこそ、狩猟を通じて農家の方など大豊の皆さんの役に立ちたいと抱負を語ってくれました。また、最近はジビエが注目されていて、私もジビエのことを皆さんに知ってもらえるような活動がしたいと笑顔で話していました。
■山﨑志穂(やまさきしほ)さん
千葉県出身
ワタナベファームの事業承継を目指し、酪農や農業に従事しています。
もともと食に関心があり、農家を回っているときに北海道で酪農に出会いこの道に。牛が大好きで、愛牛のシロちゃんと一緒に大豊町へ移住しました。移住当初は牛の体調トラブルがあったり、山の傾斜や道の狭さに驚いたり不安もありましたが、今ではすっかり慣れたとのこと。また、大豊町では若い移住者で農業をしている方が身近にいて、いろいろ話せることは心強く、草も豊富にあるので酪農の環境も良いとのことでした。今後はチーズ作りにも力を入れたいと抱負を語っていました。
■山本葵(やまもとあおい)さん
香南市出身
ワタナベファームの事業承継を目指し、酪農や農業に従事しています。
放牧で牛を飼っている牧場を探していたところ、ワタナベファームさんに出会い、この環境が好きで、ここで牧場をしたいという思いで大豊町に来ました。「放牧ができる環境は少なく、これをなくすのはもったいない。この牧場を残していきたいんです。」と力強く話していました。また、山本さんはトレイルランやボードゲーム、お菓子作りなど多趣味とのこと。なかでも手作りのお菓子は、周りの方からおいしいと評判になっています。今後、レーベンを人が集まる場所にできたらと話していました。
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