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村の出来事(1)

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高知県日高村

■将来何になろうかな?わくわくワークス~日高中職場体験~
日高中学校では6月14日(水)~16日(金)の3日間、中学3年生25名が各事業所で職場体験を行いました。
生徒たちは時間を守ることやそれぞれの自己目標を胸に、体験を通して自分の将来を見つめていました。
また、社会人としてのマナーを学び、地域の人々との交流も深めることができました。
そんな将来に向かって努力する生徒たちの姿を紹介します。

▼職場体験学習感想(一部抜粋)
▽(仁淀消防日高分署での職場体験学習の感想)
僕がこの3日間で最も心に残ったことは情報を伝えることの大切さです。なぜなら、消防署では連携をとることがとても重要だからです。例えば、朝勤務する人が交代するときに前日に何があったのかを伝えたり、火災などが起こったときに他の部署から情報を得たり、伝えたりします。そうすることで、仕事や救助を円滑に行えるようになっているんだなと思いました。また、消防の仕事で大事なのは、火災が起こったときにいかに消火するかではなく火災を起こさせないことだと分かりました。
消防では出動がかかってないときは公共施設を点検して、火災報知器をどこに付けたらいいかや消火設備は点検されているかなどをチェックしたりしています。
3日間で最もしんどかったのは筋トレです。腕立てや、スクワットなどを普段では考えられない量をやりました。そのため、全身が筋肉痛になりました。しかし、それぐらい消防の仕事には人の命がかかっているんだなと思いました。この3日間は将来のことについて考えるとてもいい経験になりました。

▽(屋根の上のガチョウでの職場体験学習の感想)
私は職場体験学習を通して、職場と学校の違いについて気づくことができました。
職場と学校の違い1つ目は遅刻や忘れ物をしたときの影響の大きさです。学校や職場は遅刻や忘れ物はほかの人に迷惑をかけますが、学校と職場での迷惑をかける影響の大きさが全然違います。
2つ目はコミュニケーションの取り方です。学校では目上の人には敬語ですが、たまにため口の人もいます。職場では年上の人でも年下の人でも敬語です。それには年上や年下などの関係なく、お互いに尊敬しているからそうなのだと思いました。
私はこの2つの違いに気づいたことにより、遅刻や忘れ物をしないことの重要さや、コミュニケーションの取り方を学校生活でも使っていこうと思いました。

▽(サングリーンでの職場体験学習の感想)
私はこの3日間で、「お客さんとの関わり方」や「働く上で気を付けること」を学べました。品出しでの準備をしながら店員さんの方を見ているとすべてのお客さんに対して明るく、優しく接しており、ほとんどのお客さんが帰る際に「ありがとう」と言っていて、店員の方々が丁寧な対応に力を入れていることに気づきました。それぞれのお客さんのニーズに合わせて対応するには、マナーや態度に気を付けることが大切なのだと分かりました。
私は体験してきた中で、どんな人に対しても声量に気を付けるべきだと思いました。声が小さければ、気持ちも伝わらず、大きすぎても不愉快になってしまいます。私は緊張して、お客さんに挨拶するときに声が小さくなってしまったことが何回かあり、心のこもった挨拶ができていなかったとすごく後悔しています。これからの入試の面接などでは失敗しないようにしたいです。
3日間を通して、「働く」ということの大変さを改めて実感できました。今後の生活の中や進路選択に生かしていきたいです。

▽(コスモスの里ひだかでの職場体験学習の感想)
職場体験では気づかいが特に大事だということが分かりました。ほかのどの職場でもきっとそうなんだろうなと思いました。そして、自分からコミュニケーションをとっていかないと相手もそうだし、自分も気まずい思いをするということが分かりました。
職場では、タイムスケジュールがすごく管理されていました。休憩や出勤時間などそれぞれの人で決まっていたし、休憩に入るときも、職場の人たちがそれぞれ時間をずらしていました。そうすることで、必ず誰かが入所者さんや通所者さんのところにいるように組まれていて、ちゃんとローテーションされているんだなと実感しました。また、職場の人たちがお互いに連絡したり、確認しあったりして、ミスがないように工夫しているところなどがすごいと思いました。
私は職場の仕事の一部しかやっていないのに大変だなと感じたけれど、職場の人たちはそれ以上の仕事をしていて、さすがだなとかすごいなと感じました。

※詳しくは本誌2,3ページをご覧ください。

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