これからの季節は、空気が非常に乾燥し、風の強い日が多いことから火災が発生しやすく、いったん火災が発生すると急速に延焼拡大し、大規模火災になる危険性が高くなります。
毎年この時期に改めて、住民の皆さんに「火の用心」に対する関心をもってもらい、火災予防思想の普及並びに啓発を行うことを目的に、11月9日(木)を「一一九番の日」と定め、11月15日(水)までの1週間、『火を消して不安を消してつなぐ未来』の防火標語のもと、全国一斉に秋季火災予防運動が実施されます。
※住宅防火 いのちを守る 7つのポイント
―3つの習慣・4つの対策―
《3つの習慣》
☆たばこの不始末は、絶対やめる。
(毎年たばこは出火原因の上位を占めています。たばこの投げ捨て、消し忘れ等は、絶対にやめましょう。)
☆ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
(寒さとともにストーブなどの暖房器具を使い始めますが、使用前には必ず点検整備を行い、正しい使い方で使用しましょう。)
☆ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
(天ぷらを揚げる温度は180度、この温度に達する時間は約5分、天ぷら油が自然発火する温度は約360度、その温度に達する時間が約15分~20分。コンロ使用中にその場を離れる場合は必ず火を消してから離れましょう。)
《4つの対策》
☆逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
(火災予防条例により平成23年6月1日からすべての住宅に設置が義務付けられています。)
☆寝具や衣類及びカーテンに防炎製品を使用することにより、火災の延焼拡大を防ぐ。
☆火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
(火災を未然に防ぐため、安全暖房器具・調理器具や、燃えにくいカーテンなどの防炎物品及び寝具などの防炎製品の使用も有効です。)
☆高齢者や身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
(放火を除く、建物火災による死者の大半が高齢者、乳幼児等で占められています。高齢者や子どもたちなど災害弱者は、1階のすぐ戸外へ避難できる場所に寝室をとり、スムーズに避難できるよう整理整頓にも注意しましょう。)
・火事・救急は
【電話】119番
・仁淀消防組合消防署
【電話】088-893-3221
・吾北分署
【電話】088-867-2812
・日高分署
【電話】0889-24-5411
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