■《INFO 02》子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)について
▽子宮頸がんとは
女性の子宮の入り口付近にできる「がん」で、日本では20歳代~40歳代の女性を中心に毎年約1.1万人があらたに子宮頸がんと診断され、年間約3,000人が死亡しています。また、患者は20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう人も少なくありません。
子宮頸がんの95%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるもので、HPVワクチンを接種することで子宮頸がんの50%~90%を防ぐことができると言われています。接種した人も20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けましょう。
▽ワクチン無料接種対象者
(1)定期接種:小学校6年~高校1年生相当の女性
(2)キャッチアップ接種:平成9年度~平成19年度生まれの女性
▽接種期限
(1)小学校6年~高校1年生相当の女性:高校1年生の学年の3月31日
(2)平成9年度~平成19年度生まれ(1997年4月2日~2008年4月1日)の女性:令和7年3月31日
▽予診票・実施場所について
今年度4月に対象の人には予診票と実施場所である県内委託医療機関一覧表を送付しています。紛失した人は健康福祉課まで問い合わせてください。
※接種する際は事前に医療機関へ問い合わせてください。
▽接種料金
無料(期限を過ぎると全額自己負担になります)
▽持ち物
母子手帳、予診票、健康保険証等(氏名・生年月日・住所が確認できるもの)
▽注意事項
・接種は合計3回で、完了するまでに約6カ月間かかります。
・全3回を無料で接種するためには、平成9年度~平成19年度生まれの女性と今年度高校1年生相当の女性は令和6年9月までに1回目の接種を受けることが必要です。
より詳しい情報については、本紙7ページのHPを確認してください。
高知県HPVワクチンの定期予防接種について
問い合わせ先:健康福祉課
【電話】24-5197
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