世界人権宣言の採択日である12月10日は、国際連合により「人権デー」と定められ、法務省および全国人権擁護委員連合会は、「人権デー」を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、世界人権宣言の意義を訴えるとともに人権尊重思想の普及高揚に努めています。
越知町では、「人権週間」の事前事業として、先月11月20日の保健福祉大会で「人権講演会」を開催しました。
いのちの講演家として活動する岩崎順子さんをお招きして『いのちに寄り添う~心から心へ』と題し、いのちの大切さについてご講演いただきました。
「誰も苦しみなんて味わいたくありませんが、もしかしたら、苦しみや悲しみを味わってこそ、人に寄り添って優しく、慈しみの心を生み出せるのではないかと思うのです」と自らの経験を踏まえた講演に涙を拭う来場者も見られました。
また、保育園児・幼稚園児がお世話をしてくれた「人権の花」(パンジー・ビオラ)の贈呈式や来場者へのプレゼントが行われました。
全ての人々の人権が尊重される豊かな社会の実現を目指しましょう。
■越知町特設人権相談所(人権無料相談)
日時:12月21日(木)午前10時~午後3時
会場:保健福祉センター
お問い合わせ先:住民課
【電話】26-1115
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