■ヨコグラツクバネ(ユリ科)
5月の上旬、横倉山の林内では少し変わった見た目の植物が花期を迎えます。ヨコグラツクバネと呼ばれるこの植物は、牧野富太郎博士によって発見されたツクバネソウの変種です。通常のツクバネソウに比べて花柄が短く、ほとんどないものを指します。現在では九州などでも分布が確認されていますが、横倉山で最初に発見されたことにちなんで横倉を冠した名がつけられました。横倉山自然の森博物館でも5月に横倉山に登って観察会を行います。ぜひ申し込んで、実物の花を見に訪れてみてください。
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