文字サイズ
自治体の皆さまへ

6月定例会 町長からの行政報告(要旨)

2/53

高知県越知町

6月9日~13日まで町議会6月定例会が開かれ「滝上町との交流事業」「観光振興」「道路行政」などの行政報告を行いました。

■滝上町との交流事業
本年4月、長屋栄一町長が勇退され、新町長に清原尚弘氏が就任された。
5月18日から20日に祝意の伝達と今後の交流事業について協議のため、滝上町を訪問し、児童交流・民間交流・行政交流を継続・深化していくことを確認してきた。
特に、本町は来年4月から幼保連携型認定こども園への移行を控えており、保育園・幼稚園職員は先進地視察研修として訪問をした。滝上町は早くから幼保連携型認定こども園を設置されており、担当課職員や先生方から「経緯やこども園の利点、苦労した点」など丁寧な説明をしていただき、大変参考になった。

■観光振興
本町の「らんまん」効果は、横倉山自然の森博物館の入館者数を見ると、昨年4月・5月の2カ月間の入館者数が1744人に対し、本年4月・5月の2カ月間の入館者数は2944人で1200人増加、昨年度の年間の入館者数9470人の30%をすでに超えている。
ゴールデンウイーク期間中(4月29日から5月7日)の9日間では932人で、昨年度より60%を超えて大幅に増えている。
また、越知町観光協会のトレッキングツアーの参加者数は、昨年度の年間の参加者数151人に対し、本年4月・5月の2カ月間の参加者数は98人で、こちらも昨年度と比較して大幅な増加が見られる。
個人やバス会社のツアーなどで横倉山へ登っている観光客は、1日に100人から200人ほどの日もあると確認している。
また、浅尾沈下橋への観光客数は、昨年のゴールデンウイーク期間の10日間で2868人に対し、本年は9日間で2427人である。
高知県観光博覧会では、早くも「らんまん」放送終了後の本年度下半期の取り組みについて検討をしている。一過性のブームに終わらないようにしていくために、佐川町と協働での取り組みなども考えていきたい。

■道路行政
6月10日に国道33号越知道路2工区のバイパス区間、延長1・8kmが開通する。
このバイパス区間の開通に伴い、地すべりや落石、線形不良区間を回避することとなり、道路利用者の安心・安全が確保される。
台風や豪雨時に、一部の集落、一部の区間ではあるが、雨量による事前通行規制から解放され、通勤・通学・通院など、日常生活を営む上で、大きな恩恵を受ける。
今後も、いの町波川から本町までの約20km区間の早期事業化をはじめ、国道33号の整備促進に、沿線市町村ともども連携を密にして取り組んでいく。

■ふるさと納税
令和4年度は、寄付額が1億5千万円を超えるまでに回復した。数量限定ではあるが、夏の返礼品として人気の高かった仁淀川の天然アユを復活させた。

■マイナンバーカード
申請件数(5月末現在)は3935件、申請率74・82%、3月末から133件増(2・52%の増)。
交付件数は3345件、交付率63・61%、3月末から340件増(6・51%の増)。

■終わりに
新型コロナウイルス感染症は、本年5月8日から感染法上の位置付けが5類に移行された。日常を取り戻しつつあるが、感染者数が増えつつあるとの情報もある。
医療機関や高齢者施設などは、引き続き感染対策を講じているようであり、感染リスクの高い高齢者、基礎疾患のある方々には、引き続き基本的な感染対策をお願いする。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU