地域おこし協力隊によるよそもん通信第44号

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よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。

■夏は、人も草も虫も活発!ヤマモト(農業振興)
こんにちは!約4年ぶりにマスクのいらない正常な夏が高知に戻ってきましたね。私が越知町に移住してきて早2年以上がたちますが、その間ずっとマスク着用で対面していた方もいて、ようやく素顔で笑い合える時が訪れたことをとてもうれしく思います。
さて、最近の私の活動はというと、もっぱら大平集落に開墾した畑に植え付けた山椒苗の管理と、それ以上に連日草刈り作業に追われています。この時期は野菜や果樹の成長よりも、雑草の勢いが旺盛で、晴天であれば草刈り機をお供に山に上がる日々。
また、虫の来襲も止まるところを知らず、ゴマダラカミキリ虫かコウモリガか犯人がどちらなのか判別がつきませんが、木の幹に穴を開けられ幼虫に中を食い荒らされていたり。新芽の先が黒いなとよく見れば、アブラムシが隙間なくびっしりと群がっていたり。それとは別に、こっちの枝には葉が全然ない!と気づいて視線を走らせれば、アゲハ蝶の幼虫が若い葉っぱを食い散らかし中だったりと、とにかく虫天国なこの時期。
山椒に寄ってくる虫以外にも、山にいるとメマトイやハチ、ブヨも来ます。この間は人生二度目のマダニに食いつかれていて、皮膚に食い込んだ頭を引っぺがすのに小一時間も格闘してしまいました。
とにかくいろいろなことが所見・初体験なので、これもデスクワークだった前職では経験できない貴重な?体験と思って対応しています。暑さにバテないよう頑張ります!

■「まきのさんの道の駅」に出品しています。シミズ(特産品開発)
待ちに待った「まきのさんの道の駅・佐川」が、6月25日にグランドオープンしましたね!
佐川町の商品だけでなく、仁淀川流域の佐川町・越知町・仁淀川町・いの町・日高村・土佐市の6市町村と須崎市の特産品が揃う、まるで特産品のテーマパークのような道の駅です。
実は、私もここに商品を出品して販売しているんです。1つ目が、越知町内でのイベントで年に数回販売していた「花おかの揚げまんじゅう」!
「花おかの揚げまんじゅう」は、協力隊と町民の有志が、数年前閉店した越知町の人気菓子店「花岡」の人気商品のレシピを受け継いだものです。今まではイベントだけで販売していましたが、今後は定期的な販売を目指していきたいと思います。
2つ目は、山椒の種枕・「のうがえい枕」を満を持して販売開始しました!
越知町の特産品である山椒の副産物「山椒の種」を有効利用した枕で、柑橘系の山椒の香りが深い眠りを誘い、山椒の種が頭の形に添って移動するので、枕が心地よく頭にフィットします。
商品名は、県外から来た方により高知らしさを感じてもらうよう「使い勝手がよい・調度よい」を意味する「のうがえい」という土佐弁を使いました。
ほかにも、背骨の下に置いて横になると胸が開いて気持ちいい「背骨用」や、パソコンや携帯を打つときに使う「腕用」があり、どれをとってもスグレモノです!
まきのさんの道の駅・佐川にお越しの際は、どんなものかぜひご覧になってみてください。