新年のごあいさつ 越知町議会議長高橋丈一

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明けましておめでとうございます。
町民の皆さまには、穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素は議会運営に対し温かいご指導、ご理解を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い、社会が動いてまいりました。
コロナ禍前に比べればまだまだですが、それでも皆さまの安堵感とともに明るさも戻ってきたと思います。
これからは、疲弊した地域経済の立て直しとともに、活気のあるまちづくりに貢献していきたいと考えています。
また、日本各地で起こっている災害や大規模災害が想定されている南海トラフ地震などについても、常に危機感を持ち災害に対する備えを十分にしておく必要があります。
昨年は、雪害について議会として執行部に提言を行いました。
当町が抱える課題も多く、少子高齢化、人口減少などに取り組んでいかなければならないと考えています。
限られた財源をよりいっそう重点的かつ効率的に配分し、町民の皆さまの要望を町政に反映させるために議会の果たす役割は非常に重要です。
そのためには、議決機関として皆さまの意見を迅速に察知し、町政に反映させていくこと、また、皆さまの代表として町政運営の監視機関であることを十分認識し、コロナ禍により中止となっていました地区懇談会に力を入れ、議会力アップに努めていく考えであります。
私たちの越知町をいっそう住みやすいまちにするため議員一同、頑張りますので皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いします。
昨年は、6月10日に国道33号越知道路2工区のバイパス区間が開通しました。この開通により、地すべりや落石、線形不良区間を回避でき、道路利用者の安心・安全が確保されました。今後も、いの町枝川から本町までの区間の早期事業化や整備促進に議会からも要望してまいります。
また、県道18号につきましても整備促進を県に要望してまいります。
さて、令和5年の新年のあいさつで、野球の大谷翔平選手の史上初の投打のダブル規定到達と将棋の藤井聡太棋士の最年少で5冠を達成の快挙についてふれさせていただいていましたが、お二人とも昨年はそれ以上の活躍をされ、大谷選手は、大リーグでホームラン王と史上初めて満票で2回目のMVPを受賞し、藤井棋士は、将棋界の頂点であるタイトルをすべて手にする前人未踏の8冠独占を成し遂げ、日本中に「夢と希望」を与えてくれました。今後もますますのご活躍を期待しています。
新たな年を迎え、社会変化の方向性を見据え、今後も二元代表制の一翼を担う議会として、必要な事業が必要なときに住民の皆さまに届きますよう、しっかり議論を尽くしながら、適時適切にその意思決定ができるよう努めていきます。
ご意見などございましたら、ぜひお知らせいただければと思います。
皆さま方にとりまして、本年が明るく幸せに満ちた年でありますことを心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。