世界人権宣言の採択日である12月10日は、国際連合により「人権デー」と定められ、法務省および全国人権擁護委員連合会は、「人権デー」を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、世界人権宣言の意義を訴えるとともに人権尊重思想の普及高揚に努めています。
越知町では、「人権週間」の事前事業として、先月11月19日の保健福祉大会で「人権講演会」を開催しました。
LGBTQ+研修講師として活動する田中昭全さんをお招きして、同性夫婦の暮らしと人権についてご講演いただきました。
自身の生い立ち、同性パートナーとの出会い、そして現在のお二人の暮らしを紹介しながら「僕ら(性的マイノリティー)だけいつも理由を求められる」そのような社会ではなく「結婚の自由をすべてのひとに」と差別のない社会の大切さについてお話しいただきました。また、「そのために必要なのは教育です」と講演を締めくくられ、参加者の皆さんは「人権」について再認識されたと感じました。
また、園児がお世話をしてくれた「人権の花」(パンジー・ビオラ)の贈呈式や来場者へのプレゼントが行われました。
全ての人々の人権が尊重される豊かな社会の実現を目指しましょう。
■越知町特設人権相談(人権無料相談)
日時:12月19日(木)午前10時~午後3時
会場:保健福祉センター
お問い合わせ先:住民課
【電話】26-1115
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