20歳になられた皆さん 国民年金保険料の納め忘れのないように

30／56

20歳になればすべての方が国民年金に加入することになります。
国民年金は、老後の収入保障だけではなく、病気やけがで重い障害が残ったときなどにも年金が受給できるよう、思いがけない人生の「万が一」の事態にも備える給付制度です。
20歳になってから、「国民年金加入のお知らせ」が届きます。その中には「基礎年金番号通知書」「国民年金保険料納付書」「国民年金の加入と保険料のご案内」「保険料の免除・納付猶予制度と学生納付特例制度の申請書」「返信用封筒」が同封されています。(厚生年金・共済年金などに既に加入されている方やその扶養配偶者は除きます)
基礎年金番号通知書は、年金を受給するときはもちろん、会社に就職するときなど一生涯使うことになりますので、大切に保管してください。
また、学生の皆さんにも保険料(令和5年度…月額1万6520円)の納付義務がありますが、「学生納付特例制度」をご利用いただくと、在学期間中の保険料を社会人になってから納めることができます。
また、学生以外の50歳未満の方には、本人および配偶者の前年の所得が一定額以下の場合に、保険料の納付が猶予される「納付猶予制度」があります。
いずれの制度も、役場年金係で受け付けていますので、保険料の納付が困難な場合はご相談ください。
保険料の未納期間があると、もらえる年金額が減ったり、万一の際に障害基礎年金などを受け取れない場合があります。