よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。
■ヤマモト(農業振興)これまでの感謝とこれからもよろしく!
皆さんこんにちは!
農業振興ミッション担当の山本紗英子です。
もう春の気配を感じることが多くなっている頃かと思います。
私が越知町へ越してきて、あと少しで丸3年の月日がたちますが、ついに今月末で任期満了により協力隊を卒業することとなりました。
越知町の協力隊という立場から、町内外で多くの地域の皆さん・農家さんとの交流が生まれ、これまで経験したことのない体験だったり、新たな発見や価値観の変化があったりと、本当に色濃い毎日を過ごすことができました。
また、私のことを知っている方はほとんどご存じかと思いますが、私が越知町で一番興味を持ち関わったものは、山椒と、オオサンショウウオ(大山椒魚)です。
越知町に移住してこなければ、どちらも私の人生に触れることはなかったかもしれません。
自分でも驚くほどに詳しくなってしまい、どこに行ってもその話ししかしない時期があったためか、名前は覚えられていなくても、「山椒のひと」「山椒魚のお姉ちゃん」と呼ばれることもしばしばでした。もちろん、今後も関わり続けていくつもりです。
最後になりますが、越知町で充実した生活を送ることができたのは、私に関わってくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
山椒を植え付けている畑が大平集落なので、大桐地区で私を見かけた場合には、ぜひ声をかけてくださいね。
それではまた!
■シミズ(特産品開発)あっというまの3年でした 協力隊卒業です!
いよいよ、4月に協力隊の任期が終了します。
30年近く続けてきた朝の通勤ラッシュ生活が一変し、窓から見える景色は、鉄筋コンクリートのビル群から、雄大な山々と目に優しい緑の景色へと変わりました。
この3年間、初めて使う電動草刈り機や田植え、畑の耕作や作物の収穫、縄を編んだり、餅をついたり、コンニャクや味噌を手作りしたり…今までの流れるように過ぎていく日々から、毎日が発見と感動と感心の日々を過ごしました。
協力隊として移住して来る人には大きく分けて2パターンがあり、一つは移住する前から3年後にやりたいことが決まっていて、その目標に向かって進んで行く人。
もう一つは、移住した後に今まで漠然としていた自分のやりたいことを整理して、自分の道を決める人。
私は後者の方で、今までいつか自分の店を持ちたいとは思っていましたが、どんな店までかは決められていませんでした。
越知町に来てから、協力隊として「自分で作った食品」や、「お年寄りが手作りした作品」をイベント等で販売し、買ってくれた人の笑顔や、自分が作ったモノが売れた時のお年寄りの誇らしそうな顔を見ているうちに、人に喜んでもらえることがしたいと思い、「喜びと笑顔を運ぶ地域商社ひかり舎(や)」を始めました。
昨年末に、ヤフーショッピング内にお店をオープンし、少しずつですが商品の販売をしています。お店の名前は、その名も「どっぷり越知町」(笑)。商品数も売り上げもまだまだですが、これから越知町の季節の産物も掲載して、食・モノ・人の魅力を発信していきたいと思っています。
引き続き、イベントでの販売もしていきますので、私を見かけたら「元気でやりゆうかねぇ」とお声かけください。
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