私たちの家庭や事業所から出る汚水が、いつ排水されてもきちんと処理できるよう、さまざまな施設や機械が働いています。
処理場に汚水が行くまでには、いくつかのマンホールポンプを経由しています。異物が混入するとポンプが故障し停止します。マンホールポンプが停止すると、マンホールから汚水があふれるとともに、接続しているお宅の排水口から汚水が逆流する恐れがあります。また、復旧までに多くの労力や費用がかかり、道路の通行にも支障が生じます。
このような事態を招かないために、次のものは決して下水道に流さないでください。
■水に溶けない紙など
紙おむつやウエットティッシュなどで、水に溶けないものは流さないでください。
■布類
衣類・下着類、タオル、ハンカチなどがポンプに絡まっていることがあります。トイレに落としてしまった場合は必ず拾い上げてそのまま流すことのないようにお願いします。
■食べ物のくず・油
これらのものは、排水管や下水道管、ポンプを詰まらせ、悪臭の原因にもなります。また、下水道処理に悪影響を及ぼしますので、油は固めるか、紙やボロ布でふき取って可燃ごみとして処理してください。
■危険物
ガソリンや灯油、シンナー、農薬などの危険物は、爆発を起こす危険性があります。また、汚水の浄化に必要な微生物を死滅させ、汚水処理に悪影響を及ぼします。
■その他
原則としてトイレットペーパー以外は流さないでください。
「下水道は何を流しても大丈夫」なものではありません。ひとりひとりが気を付けて正しく大切に使いましょう。
お問い合わせ先:環境水道課下水道係
【電話】26-1114
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