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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊によるよそもん通信第61号

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高知県越知町

よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。

■謹賀新年!今年もよろしくお願いします
サトウ(地域活性・環境保全)
みなさんこんにちは!
地域活性・環境保全ミッション担当の佐藤智之です。毎年、時間の経過が早く感じるようになってきたこの頃ですが、
毎年、1月はフレッシュな気持ちになりますね!

さて、振り返れば、東京からこの越知町へは2021年8月に地域おこし協力隊として着任しましたが、2025年3月末をもって、卒業することとなりました。
私がいた東京のコンクリートジャングルでは、朝の目覚めはカラスの鳴き声でちっとも気持ちの良い朝とはなりませんでしたが、越知町では、とてもきれいな小鳥たちのさえずりで、気持ちの良い目覚めに感動したことを今でも覚えています。
そして、越知町に来たばかりの頃は、目に映る自然豊かな環境を前に、数多くの写真を撮っていました。
移住当初は、移住者としてもそうですが、コロナウイルスがピークの時だったというのもあり、地域の方たちとの良い関係性をどのように構築していけばよいのかと、初めは不安もありましたが、私と関わっていただいた多くの方の懐の深さに感動するとともに、大変感謝しています。
ありがとうございました!
協力隊の活動では、前述の自然豊かな環境の保全に少しでも貢献できるようにと、キャンプ場でのごみ拾いや、竹林の整備、登山道や遊歩道での倒木除去などを行いながら、メンマの試食会やスマートフォン(携帯電話)利用のサポートなど、徐々にできることを増やしていき、最終的には竹や倒木を有効活用できることとして、マイタケ栽培を始めました。
また、プライベートでは、宮の前公園での一面のコスモス畑や、一面の花桃の素晴らしい景色に感動したり、きれいな仁淀川で川船に乗せてもらった際には、船から落ちてビショビショになって笑ったり、アマゴ釣りに行って、釣れたアマゴのおいしさに感動したり、イノシシ肉をごちそうしてもらったり。
これは仕事中ではありましたが、キャンプ場でのごみ拾い中に「ぎっくり腰」になり動けなくなって助けてもらったり、「仁淀かあにばる」のカラオケ大会で本選出場も成し遂げることができたりと、いろいろありますが、まだまだここには書き切れないことを数多く体験することができました!
まあ、ぎっくり腰は体験したくなかったことですが︙。地域おこし協力隊を卒業したあとの具体的なことはまだ決まってはいませんが、継続してマイタケの栽培や販売を続けていくとともに、竹林の整備など、豊かな自然環境の保全に微力ではありますが、貢献していきたいと考えています。
今後も夫婦共々、越知町で心豊かな生活を送っていければと思いますので、末永くお付き合いいただきますようお願い申し上げます。
今年は「卒業」という変化が訪れますが、それらも含めて、まだ見ぬ新しい出会いや体験を楽しみにしながら、ぎっくり腰にならないよう気をつけて、健康に過ごしていきます(笑)。
みなさんも健康で、幸多き良い一年になりますように!

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