明けましておめでとうございます。
町民の皆さまには、穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素は議会運営に対し温かいご指導、ご理解を賜り厚くお礼申し上げます。
私は、昨年9月の定例会において、議員各位のご推挙をいただき、議長という大役を仰せつかりました。その職責の重さを認識しつつ、公平公正な議会運営を目指して、微力ではございますが、誠心誠意努めてまいります。
さて、越知町議会では、令和2年以降、コロナ禍で開催できなかった地区懇談会を令和5年から再開し、昨年2月と8月にそれぞれ、日ノ浦・遊行寺の2会場で開催することができました。
地域の実情や課題、議会への要望など、大変貴重なご意見やご提言をいただくことで議会としての広聴活動の重要性を認識することができました。
今後も町民の皆さまからいただきました声を議会活動に反映してまいりたいと考えております。
お盆前の8月8日の夕方、日向灘でマグニチュード7・1の地震が発生し、宮崎県内では最大震度6弱を観測しました。
1月の能登半島地震に続いての大きな地震であり、被害を心配しました。被害状況が明らかになる前の午後7時15分には、気象庁から南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されました。
幸いにも注意の呼びかけのあった1週間のうちには巨大地震の発生はなく、8月15日午後5時をもって、政府としての特別な注意の呼びかけが終了しました。
臨時情報の発表は、制度ができてから初めてのことであり、心配された町民の皆さまも多かったであろうと推察しますが、日頃からの備えを確認する良い機会になったのではないかと思っています。
注意の呼びかけが終了したからといって、南海トラフ巨大地震が発生する可能性がなくなったわけではありません。
常に危機感を持ち、地震に対する日常的な備えを引き続きお願いいたします。
議会は、町民の皆さまに寄り添った身近な存在でなければなりません。時代の変革を的確に捉え、二元代表制の一翼を担い、その機能を十分に発揮し、しっかりと責任を果たしてまいります。
議員一丸となって期待に応えるべく、最大限の努力を傾注してまいりますので、さらなるご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとりまして、幸せで実り多い年となりますよう、議員一同心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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