12月16日に役場議場で「中学生議会」を開催しました。これは、越知町の次世代を担う中学生に、町政への関心と理解を深めてもらうことを目的としたもので、今年で5回目となります。
越知中学校では、各学年を通して総合学習の時間に、越知町を知るためのさまざまな活動や取り組みを行っています。1・2年生で議会見学、仁淀川や横倉山についての学習、3年生で職業体験など、実際に各地域に出て自分たちの町について学習してきました。
その経験を生かし、自分たちが気付いた疑問や、よりよい越知町にするための提案などを生徒たちの間で話し合い、今回の中学生議会に臨みました。当日は、3年生が4班に分かれ、班ごとに町政に対しての質問や提案を行い、町長や関係課長がそれに答弁し、議会を模した形式で行いました。また、前半の議長に細川凛香さん、後半に岡田夏芽さんが就き、議事を進行しました。
議会冒頭では、昨年の中学生議会で提案された事項について、進捗状況や今後の見通しについて担当課長から報告が行われました。
議事が始まると、少し緊張した面持ちの生徒たちでしたが、落ち着いた様子で堂々と質問や提案を行いました。人口減少・高校生への通学支援など中学生ならではの意見が出され、町執行部からは「通学に関するニーズ調査を行い保護者への負担軽減を検討したい」などの答弁がされました。
今回の体験は、みんなで越知町の未来を考える良い機会になったのではないかと思います。
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