睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因の1つに乳幼児突然死症候群(SIDS)があります。SIDSは12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、国では毎年11月を対策強化月間としています。
SIDSは予兆や既往歴がないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、窒息などの事故とは異なります。予防法は確立していませんが、次の3つのポイントを守ることにより、発症率が低くなるというデータがあります。
◆発症率が低くなるポイント
◇1歳になるまでは、あおむけに寝かせましょう
医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。
◇できるだけ母乳で育てましょう
母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いことが調査から分かっています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。
◇たばこをやめましょう
妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
問合せ:子ども家庭課
【電話】27-0031【FAX】22-8135
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