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鳥取県立美術館便り vol.3

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鳥取県倉吉市

◆館長予定者が決定しました
鳥取県教育委員会は県立美術館の館長予定者を決定しました。
尾﨑信一郎(おさきしんいちろう)
現・鳥取県教育委員会事務局美術館整備局美術振興監

◆館長予定者メッセージ
令和7年の春、倉吉市に待望の県立美術館が誕生します。新しい美術館を建設する方針が立てられてから10年近くが経過し、とりわけこの数年、私たちはコロナ禍というかつてない閉塞(へいそく)状況を経験しました。苦境を超えてついに美術館の輪郭が倉吉の新しいスカイラインとして浮かび上がる様子は胸躍るものがあるのではないでしょうか。
コロナ禍の中でも私たちは新しい美術館でチームを組み、施設整備と運営部門の民間事業者の皆さんと対話を続けてきました。工事は着々と進み、槇総合計画事務所と竹中工務店の設計による素晴らしい建築は先日上棟イベントを迎え、展示や教育普及といった開館後の運営についても準備が進んでいます。ほぼ日本最後発の県立美術館となる鳥取県立美術館は、後発であるからこそ生かすことができる、美術館に関する新たな知見、新たな可能性を取り入れた世界に誇れる美術館としてこれから市民の皆さんと歩んでいきたいと思います。
倉吉には、すでに長い歴史をもつ倉吉博物館、緑の彫刻プロムナードをはじめとする豊かな文化資源があります。これらの施設とも役割を分担しつつ、文化の一つの拠点となる「ライフラインとしての美術館」を築くことができれば幸いです。

※「くらよしかすりちゃん」は、しばらく休載します。

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