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2025年春開館 鳥取県立美術館便り vol.5

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鳥取県倉吉市

■未来の世代につなぐコレクション
美術作品の収集・保存はミュージアムにとって重要な使命です。優れた作品を継続して収集し、次の世代に手渡していけるよう大切に保存する環境を整えています。
これまで県立博物館で50年以上にわたり育ててきた鳥取県ゆかりの美術を中心としたコレクション約1万点に加え、美術館の基本計画の段階からコレクションポリシー(収集方針)の見直しを図り、より広範囲の優れた美術作品の収集に向けて活動しています。

■世界的な名品を追加収集
新方針に「国内外の優れた美術」を加え国内外に視野を広げた収集を行うことで、鳥取県ゆかりの美術を相対的にとらえ、そのユニークさを実感できる機会を生み出します。
“江戸絵画の多様性を示す優れた作品”のうち、「奇想の画家」として世界的にも人気の高い伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の屈指の名品ともいえる生き生きとした墨絵の屏びょうぶ風が、このたび新しくコレクションに加わる予定です。

■積極的な若手作家の評価
「未来をつくる美術館」として、評価の定まった作家だけでなく、美術館から新しい評価軸を提示することや、若手作家を応援し励ますことも大切にしたいと考えています。このたび、米子市出身の若手油彩画家である坂本和也の作品を収集する予定です。
※詳しくはホームページへ。(二次元コードは本紙またはPDF版を参照してください。)

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