◆特別会計
特別会計とは、市が特定の事業を行う場合に、一般会計と区別して設置する会計で、特定の収入をもって特定の支出にあてるものです。
国民健康保険、介護保険など10会計です。
収入総額:109.7億円
支出総額:107.5億円
◆企業会計
企業会計とは、独立採算制を原則とする企業的色彩の強い事業の会計です。
水道事業、下水道事業の2会計です。
■市の財政状況(普通会計*)
*普通会計とは、統計上の会計区分で、一般会計とそれに類する一部の特別会計を統合したものです。
◆~市の財政の弾力性は?~
市の財政の弾力性を表す指標として「経常収支比率」があります。この指標は、収入に対して支払われる社会保障費や借入金の返済が多くなると数値が高くなります。
令和5年度決算における倉吉市のこの値は90.4%で、県内市町村の平均89.6%に比べて高くなっています。
◆~市の借金はどれくらい?~
市の借金である市債の残高は、令和5年度末時点で279億円となっています。平成27年度以降は、新規の市債発行額が市債の返済額である元金償還額を下回るようになり、減少傾向でしたが、企業誘致対策や防災行政無線更新のための起債などにより、令和5年度で増加に転じました。
◆~市の貯金はどれくらい?~
市の貯金にあたる基金の残高は、令和5年度末時点で59億円となっています。鳥取県中部地震以降も継続的な積み立てを行うことで、健全な財政運営を行うために必要な一定の額を確保することができています。
■令和6年度上半期予算の執行状況(令和6年9月末現在)
◆一般会計
予算額:366.7億円
歳入執行率:35.1%
歳出執行率:39.2%
◆特別会計※10会計の合計
予算額:113.7億円
歳入執行率:43.1%
歳出執行率:37.3%
問合せ:財政課
【電話】22-8163
【FAX】22-1087
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